ブリードルーム紹介
くわプラの専用ブリードルームは総面積40畳、幼虫・成虫をあわせて4,000頭ほどの生体を管理しています。
4,000頭ともなると種別・形態別・血統別に棚ごとに管理をしていかなければあっという間にまぎれてしまいます。
そしてその生体を専属のブリード責任者が毎日管理しているのです。
そんなブリードルームを一部公開いたします。
断熱ボードをはめ込み機密シートで密閉。 |
壁をボードで囲い、エアコンを複数台設置。 |
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新鮮な空気を取り込み、クワカブが酸欠状態にならないように窓も設置。温度管理の為に外気を取り込むこともあります。 |
サーキュレーターを各所に設置し、空気の循環と高低部位での温度差を管理。 |
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羽化した成虫や親種成虫を管理。生体の一つ一つに管理タグを貼り付けています。 |
初2令幼虫や卵・産卵セットなどをそれぞれに適した温度で管理します。 |
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こちらも幼虫管理棚。 |
棚の高さや配置によって温度が変わるのでそれぞれの棚の各段に温度計・湿度計を設置して飼育状況に適した場所で管理します。 |
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コチラのコンテナはカブトなどの大型種の幼虫を飼育するためのものです。 |
自然界では石や倒木の下に虫たちが潜んでいるのをよく見かけます。 |
こちらはブリード責任者の自作標本の一部です。今まで飼育した種類は300種以上。
その経験を存分に発揮してくわプラブリードは行われています。
趣味でのブリード時代から標本をつくりはじめ少しずつ種類が増えていきました。 |
初めてのヘラクレスは今思えば小振りでしたが図鑑でしか見たことがなかった種を実際に手に取った時の感動は忘れられません。 |
パプキンは赤・青・紫と変化に富んでいて標本でも美しいですね。 |
80mmを超える国産カブト(WD)なんてのもいます。 |
オウゴンオニもその名のとおり美しい金色で、その姿を永遠にとどめておきたくなりますね。 |
色のついたクワガタが多い気がしますが、本人の趣味だそうです。 |
ご紹介したのはほんの一部ですが、標本箱はどんどん増えていき、今では事務所の置き場所がないくらいです。
最近は蝶にまで手を出し始めて・・・。
こうやってホームページの更新をしている横でも「虫採りにいってくる」と網を片手に飛び出していってしまいます。
昆虫が本当に好きだからこそ、愛情をもってクワカブたちに一番いい環境はなにかを考えながら、日々ブリードを行っています。
数や大きさだけにこだわるのではなく、元気なクワカブを、またそれを手にしたお客様に笑顔をお届けできると信じています。
くわかぶプラネットの愛情こもった昆虫たちを是非お手にとってみてください。